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幌延深地層研究センター見学会
イベント概要
日時 | 2020年11月19日(木) |
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見学施設 | 幌延深地層研究センター |
所在地 | 北海道天塩郡幌延町 |
見学参加者 | センター役員・職員および関係者8名 |
施設概要 | 高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発 研究開発機関:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA) |
見学目的 | 地層処分事業への理解を深めたいと考えている団体対し、 原子力発電環境整備機構(NUMO) から地層処分事業の理解に向けた 選択型学習支援事業として支援いただき実施。 |
見学内容 (写真参照) |
・ゆめ地創館見学 研究内容を紹介する展示物 深度地下坑道を模した空間 ・地下250mの調査坑道見学 実際の地層 調査研究設備 |
学んだこと | ・今後の原子力発電の方向性に関係なく、これまでの発電から出た高レベル放射性廃棄物は、
何らかの方法で処分しなければならない。 ・処分方法には海洋投棄、宇宙投棄などいくつかの方法が検討されたが、 現在では地層処分が最適な手段であることが世界的な共通認識となっている。 ・見学した幌延研究センターはあくまでも研究施設であり、研究終了後は埋戻しすることが 地元との協定で決まっており、ここがそのまま最終処分場になることはない。 |
見学後の感想 |
・岐阜県の瑞浪超深地層研究所を見学したことはあり、瑞浪の花崗岩に対し、
幌延は堆積岩に関する地層に関する研究の違いだけと思っていたが、瑞浪が地下の様子の研究で、
幌延は地下での処分の研究という点が大きく違うということを初めて知った。 ・幌延はPR館もあり、模型なども充実していてわかりやすかった。 ・深度250mまで降りて実際の調査坑道を見学し、現場を肌で感じ、より印象と記憶に残った見学であった。 |
ゆめ地創館内見学
人工バリアのカットモデル
地下250m調査坑道内
見学者一行